ホワイトハウスに署名を送りませんか?グリーンカード DV2020およびDV2021の入国禁止大統領令の撤廃を求めて

we the people_petition to white house

DV2020およびDV2021の入国禁止大統領令の撤廃を求め、ホワイトハウスに向けた署名活動が展開されています。

ホワイトハウスに直接署名を届けることで、DVプログラムによる移民の受け入れと、受け入れ手続きの再開を促すことが狙いです。

目標:10万名
期限:米国時間で2月1日(米国時間)

署名のURL: https://petitions.whitehouse.gov/petition/remove-damaging-immigration-bans-destroy-dreams-dv-lottery-winners

トランプ大統領の大統領令10014および10052が、2020年12月31日に延長されました。

■延長の内容についてはこちらから
大統領令の事務局翻訳を掲載しています。
グリーンカードDV2020/DV2021対象の入国禁止大統領令が延長

その結果、グリーンカード抽選DV2020の当選者の方は、ただでさえパンデミックで手続きが止まっていた面接に、終了期限ギリギリになんとか間に合わせて取得した移民ビザにもかかわらず、アメリカ入国ができずにいます。

移民ビザの期限は通常6ヶ月であり、2020年9月末に取得した方々の有効期限は、大統領令失効よりも前に来てしまいます。つまり、この大統領令を撤廃しない限りは、グリーンカード(アメリカの永住権)を取得できなくなるということです。

Diversity Immigrant Visa Programは、毎年50000名を対象に、抽選をもとにアメリカ永住権を認め、移民を受け入れる米国政府公式のプログラムです。世界中から移民を受け入れ、多様性を認めることで国力を保ってきたという背景があります。

日本からも毎年2〜3万人ほどが応募しています。

当選しても実際にグリーンカード取得まで進む日本出生者は多くはありませんが、それでも10年、20年と毎年応募をなさって勝ち取る方もいらっしゃいます。アメリカは911以降特にビザの規制が厳しくなり、学生ビザや就労ビザでさえも、周到な準備をしないと取得が難しくなってしまいました。

そのため、グリーンカードへの期待は高まる一方でした。

署名の方法

必ず、公式ページから手続きしてください。
虚偽のページは確実に存在します。URLをしっかりとご確認ください。

1)署名ページにアクセス

ホワイトハウスの公式ページにアクセスしてください。

https://petitions.whitehouse.gov/petition/remove-damaging-immigration-bans-destroy-dreams-dv-lottery-winners

タイトル:

Remove the damaging immigration bans that destroy the dreams of DV Lottery winners

Created by S.B. on January 02, 2021

2)アカウント作成

アカウントをお持ちでない方はサインインでアカウント作成(Sign In)

アカウント作成方法を追記しました Jan 9, 2021

まずはアカウント作成

アカウントを作成します。Sign Inをクリックして、登録画面へ。

アカウントの登録

Create An Accountのところに、お名前とメールアドレス、計算の答えを入れて「Create Account」をクリック。

We the People: Your Voice in Our Governmentから「Almost done! Verify your Petitions.WhiteHouse.gov account」というタイトルのメールが届きます。

そのメール本文のURLからさらにパスワード等を登録。

3)DV2020/2021の請願ページから署名

Remove the damaging immigration bans that destroy the dreams of DV Lottery winners

の公式ページに移動して、Sign This Petition(この請願にサインする)というところに署名、送信

https://petitions.whitehouse.gov/petition/remove-damaging-immigration-bans-destroy-dreams-dv-lottery-winners

お名前とEメールアドレスを記入し、Sign Nowで送信します。

4)届いたメールでサインを確認

登録のEメールアドレスに署名内容について確認がきます。

We the People: Your Voice in Our Governmentから「Action Needed: Verify your signature」というタイトルのメールが届きます。手続きが必要ですよ!サインを確認してください、という内容です。

本文中の該当箇所をクリックして完了。
署名数が1、増えているはずです!

DV2020/2021請願のトップページには、現在の署名数と、目標である10万署名までの到達率が表示されています。

内容を理解し賛同いただける方であればどなたでも結構です。

署名活動の趣旨

The Diversity Lottery program promotes diversity and we drive our economy through legal immigration.  

人種多様化プログラムは、人種の多様性を促進し、合法的な移民を通して経済を牽引しています。

The Trump administration stopped processing Diversity cases using the pandemic as an excuse to achieve the goal of blocking diversity visa program. 

トランプ政権は、人種多様化プログラムを停止するという目標を達成するため、その口実として、新型コロナウィルスのパンデミックを利用し、DV当選者のケースの処理を停止しました。

Federal Judge Mehta ordered the government to process DV2020 cases in September, and several thousand visas were issued. The Trump administration blocked those people again extending the immigrant ban.

連邦判事のMehta氏は、9月、政府にDV2020のケースを処理するよう命じ、数千件のビザが発給されました。トランプ政権は、入国禁止を延長することでそれらの人々の入国を再び阻害しました。

Furthermore the Biden administration should immediately instruct KCC and the embassies to process DV2021 cases as “mission critical” cases because time will run out for these cases due to inaction.

また、バイデン政権は、直ちにKCCと大使館にDV2021のケースを「重大なミッション」として進めるように指示すべきです。なぜなら、不作為が原因で、これらのケースが時間切れになるからです。
     
We ask that President Biden removes the ban to help DV2020 visa holders AND instructs the KCC to get working on DV2021 cases.

私たちは、バイデン大統領がDV2020の移民ビザ保持者を支援するために、DVビザの入国禁止を解除し、またDV2021のケースの手続きを進めることをKCCに指示するよう求めます。

*上記はJINKEN.COM事務局の日本語翻訳です


署名が10万に到達することとバイデン次期大統領就任

ご存知の通り、現在も新型コロナウィルス感染拡大が止まらず、カリフォルニアでもICUのキャパシティがゼロパーセントと報道されるまでになっています。

一時的なものであればまだしも、ワクチン接種とロックダウン等の効果がしっかりと出てこない限りは、経済再開もままならず、したがって失業率は高いままになる可能性が高いです。事は人間の生死に関わる、非常に重大な問題です。

アメリカの市場全体を見渡し、移民の受け入れが時期尚早と判断されれば、移民に手厚いと考えられているバイデン次期大統領であっても、簡単に受け入れを再開することは難しいでしょう。

就任後100日間はコロナウィルス 感染拡大を収束の方向に向けるため、最大限の努力を行うことを表明しているバイデン次期大統領。ワクチン接種も徐々にスピード感を増してきて、この署名期限の2月には、明るい兆しが見えてくることを心から願います。

なお、ここでご紹介しているホワイトハウスへの請願は、弊社および弊社関係者で開始した活動でありません。


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