リース代金が高い!?アメリカで減額交渉(1)_1251

サンフラン SF滞在

法律ノート 第1251回 弁護士 鈴木淳司
February 20, 2021

 テキサス州は大寒波で、停電もひどくトイレなども凍ってしまう写真を見て衝撃を受けました。
テキサスの上院議員が州の非常事態にも関わらず家族とメキシコに旅行に行っているということが報道され、さらにこの議員の言い訳もイマイチだったためかなりバッシングされています。
日本でもよる飲みに行っている議員が謝ったり辞職したりと、議員の行状がひっきりなしにニュースとなります。
行動の善悪はさておいても、24時間、365日聖人君子でいることがスタンダードとされてしまい、いつも監視されているような状況だと、誰も議員にならなくなってしまうと思うのですが。

私も若いときに政治に入らないか、と誘われたこともありますが、本当に政治にいかなくてよかったと思ってしまいます。
そういえば、個性的な政治家ってあまり最近見なくなりましたね。

リース代金が高い!!アメリカで減額交渉(1)_1251


 さて、今回から皆さんからいただいている質問をまた、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

 色々質問をいただいているのですが、なかなかすべてを紙面でオンタイムに取り上げられないので心苦しいですが、簡単な質問はそのまま回答しているものもあります。
質問をされている方はどうか、気長にお待ち下さい。

今回いただいている質問をまとめると「最近車をリースしました。今までは車を買っては買い替えていたのですが、リースの方が新しいクルマを乗り継ぎやすいし、メンテンナンスも含まれるということで、車を購入するよりもリースを勧められ選びました。
そして、毎月支払いをはじめたのですが、インターネットで色々調べると、思ったよりもリース代金が高く、あまり購入するのと変わらないことに気づきました。
まだ、リースをはじめたばかりですが、交渉をして購入するように変更するにはどのようにしたらよいのでしょうか。」というものです。

アメリカで一般的な車両リース

 日本でも最近は数年後の残価を設定したうえで、数年間代金を払うという制度が車の購入方法で使われ始めていますが、アメリカの車両リースというのもその制度に似ているところがあります。

 まずは、一般的なアメリカの車両リースについて考えます。

 リース契約というのを結び車両を受け取るわけですが、まずどことリース契約を結ぶのか確認する必要があります。車の製造会社であれば、大手は付帯してリース会社もあります。
日本、ドイツ、アメリカの車をリースすると、同じ名前のついたリース会社が、契約者となるのが一般的です。

リース契約=残価を設定

リース契約の内容というのは、上述した日本で最近はやっている制度と同じですが、残価を設定します。
たとえば、3年後、5年後といった形です。車によって残価はかなり変わってきます。

一般的なのは3年後の残価を決めるリースです。
3年を経過すると車の残価もさらに落ちてきてしまい、故障も多くなってくるので、リース会社としては残価をかなり低く見積もってきたりします。
この残価を決めるのは各社一定の基準があるのですが、やはりどの程度のマイル数があるかということが残価に一番影響します。

リースファクター?利息のように算出

そして、もう一つアメリカのリースでは「リースファクター」とか「APR」とか言われるものが必ず考慮事情としてあがります。
これは、簡単にいえば利息のようなものです。
このファクターの数字が低ければ低いほど、リースは安くなるのですが、計算が非常にわかりにくいところがあります。
インターネットで検索すると、計算してくれるサイトもありますので、活用されると良いと思います。

リース契約を見直すポイント

 ここまでをまとめると、車のリースをする場合、リース契約は、リースをする人と、製造会社や販売会社ではなく、リース会社と締結することになります。これが当事者です。
車を買ったディーラーと契約するわけではありません。

次に、リースの値段で主に影響するのは、数年後を想定した残価、どの程度運転するのかの距離数、そしてリースファクターが主に、毎月の支払いに影響する事情です。

したがって、できるだけ安いリース契約を組むには、値崩れのしない車を選ぶ(ほとんどの車は3年間で新車の50−65%の価格になります)ことが最重要ですから、人気がある大衆車がベターではあります。


そして、毎年上限のマイル数が少なければ少ないほどリースは安くなります。マイル数上限について、多くの会社は、たとえば、年間1万マイル、1万5千マイルなどと決めており、たぶん最高でも2万マイルということになると思います。あまりマイル数が多いと残価に影響するので、リース会社が渋るのだと思います。
これらの事情はリース契約書に記載されますので、その内容をちゃんと確認する必要はあります。

私の個人の経験では、上述の「リースファクター」というのが、かなりブラックボックスで消費者にわかりにくいところです。
ですので、まずは価格の交渉をするときに、この「リースファクター」について切り出して、この数字を下げるというやり方が良いと思います。ここから次回考えていきましょう。

 カリフォルニアでは桜も咲いて、花粉も飛びもう春の兆しがでてきています。
テキサスやアーカンソー州の方々には申し訳ない感じではありますが、また春の訪れを少しづつ楽しみながらまた一週間がんばっていきましょうね。

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作成者: jinkencom

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