困ったら現地大使館/領事館-スーダンからの退避

日本時間2023年4月29日に、スーダン在住の日本人の皆さん(希望者)の退避オペレーションは完了している旨の報道がなされています。スーダンで医療支援に尽力なさっていた川原尚行先生(認定NPO法人「ロシナンテス」理事長)他、数十名の皆さんが無事に日本まで戻られたことは、本当に良かったです。

隣国ジプチでに駐在する自衛隊との連携はもちろんですが、実際の戦闘が起きている首都ハルツーム他から、大人数で安全な避難場所まで移動するのが至難の業だったことがうかがえます。少なくとも国連、アラブ首長国連邦(UAE)、韓国などの協力がなければ、日本だけの力では任務完了が難しかったとのことで、国際的な協調関係は極限状態で功を奏することを表していると思います。

一方、アメリカは連日スーダンからの退避について、情報がアップデートされています。

https://travel.state.gov/content/travel/en/traveladvisories/ea/situation-in-sudan-2023.html

在ハルツーム米国大使館は、4月に業務を停止し退避しているため、米国市民は自力で他の大使館や領事館を頼り、一定の集合場所まで向かわなければなりません。

日本国外に出たら、日本人のほとんどは「外国人」となります。外国人の立場で、他国で安全確保に協力してもらえるのが、日本大使館や日本領事館です。

旅行に行く時は情報ーたびレジ登録

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

渡航が決まったら、日本の外務省が公式に提供している「たびレジ」に事前に登録しておくことで、スマホで受信ができます。

現地では、紛争は起こらずとも、自然災害は十分にあり得ます。そんなときも、正確な情報を取得できるのは日本大使館や領事館です。

アメリカの例にあるように、日本だけで解決できないときは、他国への正式な支援を国として求める措置を取るので、個人の協力要請とは力が違います。

ひったくりや盗難等々、旅先では色々な目に遭ってしまうこともあります。そのときも大使館や領事館にお世話になるかもしれませんが、より大きな安全確保のときに、頼りになるのが大使館・領事館です。

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