5/24 在米日本大使館/在NY領事館 発出情報

2020年5月24日発出の情報です。
日本大使館・領事館のメルマガにご登録いただくと、お手元のメールアドレスに届きます。
ネット検索上のテキスト文書の方が情報をつかみやすく、共有が容易ですので、MomsUSA/JINKEN.comサイト上でもテキスト文として掲載します。
なお、全米の日本大使館・領事館は、全部で20ありますが、頻繁に更新がある日本大使館とNY領事館に限り掲載しております。
そのため、個別の情報を取得したい領事館のサイトをご参照ください。

■全米の大使館と領事館(全20箇所)
https://jinken.com/momsusa/archives/5818

在ニューヨーク日本国総領事館

【領事窓口業務の一時的変更及び予約制の導入のお知らせ】
◎当館は以下のとおり領事窓口時間を延長するとともに,予約制を導入しています。ご来館予定の方におかれては,事前の予約をお願い申し上げます。
1 領事窓口の業務日
   月曜日,水曜日,金曜日(除,休館日)
  ※5月25日(月)はメモリアル・デーのため休館となりますのでご注意ください。
2 受付時間
   09:30-13:00
   (ビザ(査証)申請受付:12:00-13:00)
3 予約方法・電話番号
 以下の予約専用電話番号にお電話の上,予約をお願いします。なお,電子メール等による予約は受付けておりません。
  予約専用電話番号:(212)371-8222 内線486
  注:4週間分の予約を受け付けております。
  現在,予約受付については午前中にお電話が集中し,午後は比較的少ない傾向にあります。また,予約電話で対応中は,お電話をいただいても呼び出し音が鳴り続ける状態となるため,このような場合には時間を改めておかけ直しいただきますようお願いいたします。詳細は以下リンク先をご参照ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/l/01.html

◎当館ホームページ上に新型コロナウイルス関連情報のページを作成しております。https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html
 ご不明な点ありましたら当館までご連絡をいただきますようお願いします。(電話:212-371-8222)

【当館所在ビルへの入館に際してのご注意(マスク等の着用)】
当館が所在するビルでは,入館者に対してビル内公共スペースにおいてマスクの着用を求めております。このため当館にご来館される際にはマスクの着用をお願いします。

【州政府等による措置等のポイント】
(注)各州政府の措置等についても,できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。

◎(NY州)クオモ知事のメッセージ(5月24日)
– 昨5月23日の総入院者数は4393人と3日連続5000人を下回り(41日連続減少)、一日の入院者数(直近3日間平均)も229人と5日連続300人を下回った。また、同日の死者数は109人と前日より25人増えたが引き続き低水準である。
– 現在、州のビーチ(Jones Beach, Sunken Meadow, Hither Hills, Robert Moses)は一般開放されている。また、明5月25日(月)より、州内のキャンプ場とキャンピングカー用公園の再開を許可する。
– 再開は、感情ではなく数値に、また、政治・イデオロギーではなく科学に従うべき。今回の教訓から学び同じ過ちを二度と繰り返さないことが重要である。1918年のスペイン風邪が流行した時、ミズーリ州セントルイス市では外出制限を緩和した後に死者数が急増した。また、同年デンバーでは、スペイン風邪が収束し規制を緩和した後、インフルエンザの死者数が急増し結果としてスペイン風邪の死者数を超えた。さらに、昨5月23日のワシントンポスト紙によれば、カリフォルニア州とフロリダ州では、コロナウイルスの感染抑制措置を取らなければ死者数が急増し、7月までに1日約千人の死者が出るであろうと報じている。
– ミッドハドソンは5月26日(火)に再開可能となり、ロングアイランドは、このまま死者数が減少すれば5月27日(水)に再開可能となる。ロングアイランドにおける第一段階の再開に向け、MTAはロングアイランド鉄道(LIRR)において利用者を守るための措置をとる。MTAは、既に鉄道車両とバスを毎日消毒しているが、LIRRについて利用者が他者との距離を確保できるよう、一便あたりの車両数を増やす予定。また、公共交通機関の利用時のマスク着用は義務であることを再度周知したい。
– 本5月24日より、適切な衛生措置をとることを条件に、NYの主要なプロスポーツ・リーグ(注)がNY州内でトレーニング・キャンプの開催することを許可する。
(注)主要なプロスポーツ・リーグ
NFL、MLB、NBA、WNBA、NHL、USTA(全米テニス協会)、MLS(メジャーリーグ・サッカー)
– 5月26日(火)より、州全域の動物病院での診察を許可する。
– Nourish NY イニシアティブは、州北部の2100以上の農家から食料や食品を買い上げ、州全域の50以上のフードバンクに提供しているが、ロングアイランドでは、既に1万以上の世帯が本件イニシアティブにより食品・食料を受け取っており、今週も6回の配給が予定されている。本件イニシアティブに支援を希望する慈善団体や財団は州(COVIDPhilanthropies@exec.ny.gov)へコンタクトしてほしい。
– 再開とは,よりよい社会を再創造していくこと(Build Back Better)である。第1章は衛生危機の安定化、第2章は賢明な再開を進めてきたが、これからの第3章は経済の再構築と再創造となる。コロナウイルスの前と同じような経済には戻らない。既に倒産した中小企業も多く、大企業は従業員を解雇するであろう。その中では、政府は、経済を刺激し新たな経済機会創出を主導する必要がある。具体的には、政府は、空港、大量移送システム、道路・橋、教育のための新テクノロジー、オンライン診療、新たな公共衛生システム等の再創造について思考を巡らせなければならない。

◎(NY州)経済社会活動再開の関する情報
– 州内10地域における7基準の充足状況(本5月24日16時時点)
https://forward.ny.gov/regional-monitoring-dashboard
 *7基準全てを満たしている7地域
  (1)セントラルNY 
  (2)フィンガーレイクス 
  (3)モホークバレー 
  (4)ノースカントリー 
  (5)サザンティア 
  (6)ウエスタンNY
  (7)キャピタルリージョン
 *6つの基準を満たしている1地域
  (8)ミッドハドソン
 *5つの基準を満たしている1地域
  (9)ロングアイランド 
 *4つの基準を満たしている1地域
  (10)NY市
– 基準を全て満たした地域での再開に向けた事業別ガイドライン
https://forward.ny.gov/industries-reopening-phase
– 基準を満たしていない地域へ有効となっているNY State on PAUSE政策
https://coronavirus.health.ny.gov/new-york-state-pause
– 上記情報の概要を当館HPにも掲載しておりますので併せてご利用ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/states.html

◎ビジネス関連情報
・各州等のビジネス関連情報は以下をご覧ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/covid19-sb.html

【感染者数等に関する情報】
  5月24日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数      361,515名(359,926名),死者数 23,391名(23,282名)
・感染者数内訳(主なエリア) 
   ニューヨーク市:感染者数     198,123名(197,266名),死者数 15,042名(15,003名)
    NY市の内訳
     クイーンズ区:         60,636名( 60,422名)
     ブルックリン区:        54,175名( 53,902名)
     ブロンクス区:         44,137名( 43,921名)
     マンハッタン区:        25,909名( 25,806名)
     スタテン島区:         13,266名( 13,215名)
   ナッソー郡:               39,837名( 39,726名),死者数  2,586名( 2,578名)
   サフォーク郡:           38,964名( 38,802名),死者数  1,883名( 1,871名)
   ウエストチェスター郡:       32,968名( 32,881名),死者数  1,462名( 1,451名)
   ロックランド郡:          12,963名( 12,934名),死者数    454名(   452名)
○ニュージャージー州:感染者数    154,154名(153,104名),死者数  11,081名(11,133名)
○ペンシルベニア州:感染者数      67,713名( 66,983名),死者数   5,124名( 5,096名)
○デラウェア州:感染者数         8,809名(  8,690名),死者数     326名(   324名)
○ウエストバージニア州:感染者数     1,759名(  1,717名),死者数      72名(    72名)
○コネチカット州フェアフィールド郡:感染者数 15,114名(14,989名),死者数 1,208名( 1,215名)
○プエルトリコ:感染者数         3,189名(  3,100名),死者数     127名(   127名)
○バージン諸島:感染者数            69名(     69名),死者数       6名(     6名)

【医療関係情報】
◎CDCはホームページ上で新型コロナウイルスの典型的症状として「熱,咳,息切れ」を挙げています。これらの症状があり,感染が疑われる場合は医療機関に電話で相談をした上で,医療機関の指示に従って受診してください(特定の医療機関がない場合には地元保健当局等(NY市の場合は311)に電話してください)。
CDCホームページ:https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/index.html
・新型コロナウイルスに関する予防措置については以下のサイトをご覧ください。https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html
・ニューヨーク市作成の新型コロナウイルスに関するファクトシート(発症した場合等の対応が日本語で記載されています)。
https://www1.nyc.gov/assets/doh/downloads/pdf/imm/coronavirus-factsheet-jp.pdf

◎当地の病院やクリニックは,完全予約制を導入し,付き添い人数を制限(一人のみ)するなど予防措置をしながら外来を受け付けているところが多い模様です。また,一部の病院では電話診察,オンライン診療(有料)を導入しているところもあるようです。ただし,当地の医療事情については,日々状況が変化しますので,皆様ご自身で病院やクリニックのHPや直接電話するなどして,ご確認くださるようお願いします。

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■ 本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■ 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■ 在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後, (212)888-0889までご連絡ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222
HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/
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