May 03, 2005
前回、このじんけんニュースで、米国の教育機関で修士を取得した外国人に対して発行されることとなった、新規2万件(毎年度)のH-1Bビザについて、考えました。現在、Hビザを申請しようと思っている外国人の方はたくさんいると思いますが、該当年度の上限発行数に達しているため、現在では申請を待たなくてはいけない状況になっています。ですから、新規発行枠であるこの2万件については、皆さん注目しているわけですが、なかなか移民局がちゃんとどのように発行するのか実際の手続を制定してくれません。私の勤める事務所にも問い合わせをされる方があとを絶たないようですが、なんとも現在ではお答えすることができません。ただ、現在確認が取れている範囲で、皆さんと正確な情報を考えておきたいと思います。
まず、現時点で移民局は修士卒を要件とするHビザの2005年度枠、新規受付は行っていない、ということを皆さんに理解していただきたいと思います。Hビザの有効期限を2005年10月以降に設定した場合は、要件を満たせば受付がされることになりますが、2005年10月以前にビザの有効期限を指定した場合には、受付時点から拒否されているようです。
2005年度分のHビザ新規発行については、議会で法案が成立したにもかかわらず、実際にどのように受付をするのか、まったく決まっていない段階なので、現時点でHビザを取得されたい方は非常にやきもきされているのではないでしょうか。
未確認情報ですが、何人かの外国人の方が修士以上の学位をもっていて、移民局に申請して、すでに2005年度分(現在有効分)のビザの申請が認められたという話がでています。確認したところ、それらの発給分についてはミスで発給」されたようですので、変な情報に惑わされないようにしてください。
それからHビザの話とは別なのですが、非移民ビザの申請で必ず必要になるフォームI-129ですが、この4月30日以降は、新しいバージョン(とはいっても数年前から古いバージョンとともに使われている)のフォームを使わないと受理されないこととなりましたので、申請の際は確認をする必要があると思います。それではまた次回までさようなら。
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