June 09, 2003
じんけんで代理した永住権の抽選ですが、五〇件に一件ほど当選しました。うまくいきましたね。大漁でした。 当たらなかった方々も来年以降がんばりましょう。 いろいろな業者がいるようですが、じんけんを選んでくださった方々、どうもありがとうございました。これからも、宜しくお願いいたします。 それから、じんけんのハワイオフライン会は楽しかったです。 今まで会ったことのない方々でしたが、話もはずみ、一日のホノルル滞在でしたが、非常に充実しました。 他の地域の方々でもぜひ、オフ会をやりたいものですね。 みなさんお元気ですか。
さて、今回は永住権の更新(取得してから、10年毎)と永住権およびプラクティカルトレーニングなどを申請されている方々の雇用許可証のオンライン・ファイリングが開始された事について考えたいと思います。
移民局が進めるオンライン化においてインターネットを通じて、上記の二つの申請が可能になりました。www.bcis.gov を参照してください。
今までは、永住権の更新はI-90という申請用紙(Application to Replace Permanent Resident Card)、雇用許可証の取得はI-765(Application for Employment Authorization)という書類が必要でした。オンライン化によって数百万人の外国人の申請を容易にすることができるという計算です。
ただ、オンラインの申請でもいろいろ制限はあります。以下を参照してください。
この申請に関して、申請料はアメリカに存在する当座口座(checking
account)などを現在使用できます。ということはアメリカ国外にある口座しか持っていない場合には利用はできません。
次に、オンラインで申請した場合移民局が受領した通知はオンラインでも送られますが、基本的に書面により送られるものに準拠するということになっていますので、通知が可能なアメリカ国内の住所が必要になります。
第三点目ですが、追加書類の提出を要求されるケースでは、紙の書面により行われなくてはいけませんので、完全なオンライン化というのはまだ行われていないわけです。
また、住所などに変更がある場合には、AR-11という書面をwww.bcis.comから手に入れるか、1-800-375-5283に電話をして、フォームを得、記入して紙により提出しなくてはいけません。
以上を見る限り、完全にオンライン化ができたという訳ではありませんが、初期の申請については、限られた範囲でオンライン申請を認めるということになりました。この先、移民局はオンライン化を進めるという意向を示していますが、どの程度の規模でのプロジェクトなのかは、わかりませんね。
弁護士がしなくてもできる業務はやはり、個人が法律を理解して行うべきものだと思いますし、通常できる仕事を弁護士がお金をとってするべきことではないと私は思っていますので、そういう意味では、今回のオンライン化は非常に歓迎するべきことだと思っています。 もちろんじんけんもその精神で運営していますので、実際にできない部分を代行するというということに特化してがんばりたいですね。 世の中便利になってきたものです。
それではまた次回まで。
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