こんにちは。
今日もこちらの学校に入って感じた日本の公立学校と違うことについて書きたいと思います。
先日ボランティアについて書きましたが、もう1つ保護者に募られるもの、それは寄付です。
寄付と言っても、学校への寄付、学区への寄付、クラスへの寄付など・・様々なところに寄付が募られます。寄付のためのイベントも開催されます。
子どもたちの教育内容を充実させるために、提案されている寄付額はなんと、1年間で生徒1人あたり1200ドルです。実際に、私たちの学区では毎年3Million(約3億円)以上の寄付金が集まっているそうです。さらにPTAでは1.5億円以上。すごい額ですよね・・。この寄付金がどう使われているかというと、体育、音楽、アート、ダンスなどの特別なプログラムの充実のため、教師の給料、教師の研修費、学校の備品など。学区全体の教育費用の9割が連邦や州からの補助金と税金、残りの1割がこの寄付金だそうです。
地元のスーパーで学校のファンド名の名前を出すと、その買い物額の2%が寄付金になるなど、地域全体で盛り上げているようです。アメリカの公立学校は地域によってランクに差がありますが、やはり裕福なエリアはそれだけ教育費も集まり、教育内容が充実するのでしょう。なので子どもを持つ親にとっては、公立学校に通わせることを考えているなら住む場所選びは非常に大事になってきます。
寄付金を募るイベントがもうすぐ開催されるので、またご紹介したいと思います。
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