4/17 在米日本大使館/在NY領事館 発出情報

2020年4月17日発出の情報です。
大使館・領事館のメルマガにご登録いただくと、お手元のメールアドレスに届きます。
ネット検索上の方が情報をつかみやすく、共有が容易ですので、MomsUSA/JINKEN.comサイト上でもテキスト文として掲載します。
なお、全米の日本大使館・領事館は、全部で20ありますが、頻繁に更新がある日本大使館とNY領事館に限り掲載しております。
そのため、個別の情報を取得したい領事館のサイトをご参照ください。

■全米の大使館と領事館(全20箇所)
https://jinken.com/momsusa/archives/5818

在ニューヨーク日本国総領事館

【当館来館時の検温実施について】
 4月20日(月)から当面の間,新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から,1階受付において当館に来館される方に対し非接触型体温計による検温を実施します。検温の結果,体温が摂氏37.5度以上の場合には入館をお断りさせていただきますので,体調の悪い方は,体調が回復されてからご来館いただきますようお願いいたします。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

【当地から日本への直行便に関する情報】
 4月19日より,当地から日本への直行便は原則として ANA の週1便のみとなる旨,同社より昨15日に改めて発表がありました。日本への渡航をご検討されている方はご留意ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/flight-info.html

【連邦政府の経済再開に向けたガイドライン】
・昨4月16日、トランプ大統領は、新型コロナウイルス対策で制限された経済活動の再開に向けて、実施手順を示したガイドライン(指針)を公表しました。ガイドラインの中では、各地の感染収束の程度に応じて、州知事が自宅待機や休校などの制限の緩和・解除を3段階で進めるとされています。
第1段階では引き続き事業者に在宅勤務を推奨しつつ、段階的な出勤を可能としています(他者と一定の距離を取る措置を厳格に運用できる場合はレストランや映画館なども再開可能)。第2段階では学校の授業を再開し不要不急な移動も可能となり、第3段階では高齢者施設や病院を訪問できるとしています。
ただし、全州同時に再開するのではなく、実際の再開は州知事の判断に委ねられています。
・ガイドラインの詳細は以下のサイトでご確認いただけます。
https://www.whitehouse.gov/openingamerica/

【州政府等による措置等のポイント】 
◎(NY州)クオモ知事のメッセージ
・本4月17日にクオモNY州知事が発信したメッセージの一部は以下のとおりです。
– 引き続き、一日あたりの純入院者数、集中治療室の純患者数、挿管処置を受けた純患者数等はマイナスとなっており、私たちは感染拡大をコントロールできている。一方、死者数は630人(計1万2822人)と依然として高い値であるし、新規入院者も約2000人となっている。対策を続け、本日午後8時から公共の場でのマスク等の着用を義務付けるが遵守してほしい。
– 活動の再開に向けて感染率のコントロールが重要であるが、そのための検査数の増加が課題である。本日、診断検査を増やすために公私の研究施設が保険局と連携するための行政命令を発出するが、州だけでは運営・供給が追い付かない。連邦政府の協力が必要である。
– 再開には、検査に加えて財源も必要となる。連邦政府は、今次パンデミックのために3つの緊急対策を実施したが州が自由に使える資金はない。全米知事会は超党派で計5000億ドルを要求しており、再開のために資金を提供してほしい。

◎(NY市)デブラシオ市長のメッセージ
・本4月17日にデブラシオNY市長が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
– 5月に予定されているパレードなどの人が集まるイベントについて、医療関係といった必要不可欠なものを除きすべて中止とする。6月のイベントについては今後決定する。
– 311のキャパシティを向上させる。120名のスタッフを新たに雇うとともにCOVID関係・食事関係の問い合わせを優先する。他者と一定の距離を取っていない場合の通報は311ー692に電話をするかHP(https://portal.311.nyc.gov/)を活用してほしい。その他の項目は平日午後7時以降に連絡するかHPにアクセスしてほしい。
– 今まで主に医療関係者をターゲットとして検査を実施してきたが、感染が拡大している地域を中心に検査センターを4月20日(月)までに各地区で開設する。そこでは、65歳以上の高齢者や既往症がある市民が検査できる。詳細は311に連絡してほしい。

◎(NJ州)マーフィー知事によるメッセージ
・本4月17日にマーフィーNJ州知事が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
– 米国在住で、米国の医師免許は有さないものの外国の医師免許を有する者が、NJ州内において、現在の公衆衛生上の緊急時の間に限り、医療行為を行えるために、一時的な医療免許を発行できるようにする。これは全米で初の試みであり、様々な人種が暮らし、多様なNJ州民が皆、コロナウイルスとの戦いで活躍する機会を設ける。申請受付は本日より開始する。
申請に関する要項や方法等を含め、本件に関する詳細は下記サイトをご確認ください。
https://covid19.nj.gov/faqs/announcements/all-announcements/governor-murphy-and-attorney-general-grewal-announce-first-in-the-nation-program-to-enlist-foreign-licensed-physicians-in-fight-against-covid-19
– 医療従事者以外による、ボランティア募集のウェブサイトを立ち上げた。特に、高齢者などへ食事を届けるマンパワーが不足しており、ボランティアを募集している。
 医療従事者以外によるボランティアに関する情報は下記サイトをご確認ください。
https://covid19.nj.gov/help

◎(PA州)
・本4月17日,ウォルフPA州知事は,今後の経済活動再開のステップについて発表しました。Relief,Reopening,Recoveryの3段階に分けられるとしたうえで,検査体制の整備,医療機関への個人保護具(PPE)や医療用品の供給確保,感染リスクの高い者の保護,不必要な集まりの制限,感染状況のモニタリングなどを行いつつ,データや事実に基づいて段階的に再開するとし,州全域一律ではなく一部の地域から順次再開する見込みと述べています。また,知事は,感染者数の増加のペースは鈍化しつつあるものの,即座に経済活動を再開すると感染拡大が長期化するとして,引き続き感染防止の取組を続けることを求めました。
 詳しくは以下のページをご覧ください。詳細は来週に発表される予定です。
https://www.governor.pa.gov/plan-for-pennsylvania/
https://www.governor.pa.gov/newsroom/gov-wolf-unveils-plan-for-pennsylvanias-covid-19-recovery/

◎(WV州)ジャスティス知事のメッセージ
・本4月17日、ジャスティスWV州知事が発信したメッセージの一部は以下の通りです。
– 介護施設での感染に関し、適切に対処されていなかった事例があることに鑑み、またコロナウイルスに脆弱な高齢者を保護する目的で、介護施設のスタッフ及び患者すべてがコロナウイルスの検査を受けることを求める行政命令を発出する。

◎(DE州)カーニー知事のメッセージ
– 本4月17日、カーニーDE州知事は、州内の学校の休校を5月18日までとする旨発表しました(当館注:これまでは5月15日まで休校としていたもの)。また、感染者数や入院者数のグラフを示しながら、当初想定していたよりは感染者数・入院者数等共に低く、このことは喜ばしいが、経済再開のタイミング及びその段階については、米疾病予防管理センター(CDC)から示された指標を紹介しつつ、まだ判断するには時期尚早である旨述べました。

(注)各州政府の措置等についても,できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。

◎中小企業支援関連情報
・各州等の中小企業支援に関する情報は以下をご覧ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/covid19-sb.html

【感染者数等に関する情報】
 4月17日現在,当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。(カッコ内は前日の数)
○ニューヨーク州:感染者数  229,642名(222,284名),死者数 12,192名(12,192名)
なお、本日はNY州Webサイトの死者数の更新はありませんでした。
・感染者数内訳(主なエリア)
 ニューヨーク市:感染者数  127,352名(123,146名),死者数  8,632名( 8,632名)
  NY市の内訳
   クイーンズ区:      39,091名(37,918名)
   ブルックリン区:     34,705名(33,521名)
   ブロンクス区:      27,035名(25,932名)
   マンハッタン区:     17,490名(17,091名)
   スタテン島区:       9,031名( 8,684名)

 ナッソー郡:      28,539名(27,772名),死者数 1,356名(1,356名)
 サフォーク郡:     25,035名(24,182名),死者数   706名(  706名)
 ウエストチェスター郡: 22,476名(21,828名),死者数   738名(  738名)
 ロックランド郡:     8,987名( 8,752名),死者数   234名(  234名)

○ニュージャージー州:感染者数  78,467名(75,317名),死者数 3,840名(3,518名)
○ペンシルベニア州: 感染者数  29,441名(27,735名),死者数   756名(  707名)
○デラウェア州:   感染者数   2,323名( 2,075名),死者数    61名(   52名)
○ウエストバージニア州:感染者数    754名(  723名), 死者数    13名(   12名)
○コネチカット州フェアフィールド郡:感染者数  7,146名( 6,816名),死者数 425名(406名)
○プエルトリコ:   感染者数   1,068名(1,043名), 死者数    58名(   56名)
○バージン諸島:   感染者数      51名(   51名), 死者数     2名(   1名)

【医療関係情報】
◎CDCはホームページ上で新型コロナウイルスの典型的症状として「熱,咳,息切れ」を挙げています。これらの症状があり,感染が疑われる場合は医療機関に電話で相談をした上で,医療機関の指示に従って受診してください(特定の医療機関がない場合には地元保健当局等(NY市の場合は311)に電話してください)。
 CDCホームページ:https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/index.html

・新型コロナウイルスに関する予防措置については以下のサイトをご覧ください。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html

・ニューヨーク市作成の新型コロナウイルスに関するファクトシート(発症した場合等の対応が日本語で記載されています)
https://www1.nyc.gov/assets/doh/downloads/pdf/imm/coronavirus-factsheet-jp.pdf

◎当地の病院やクリニックは,完全予約制を導入し,付き添い人数を制限(一人のみ)するなど予防措置をしながら外来を受け付けているところが多い模様です。また,一部の病院では電話診察,オンライン診療(有料)を導入しているところもあるようです。ただし,当地の医療事情については,日々状況が変化しますので,皆様ご自身で病院やクリニックのHPや直接電話するなどして,ご確認くださるようお願いします。

【領事窓口の業務日及び受付時間,マスク等の着用について】
◎在ニューヨーク日本国総領事館では,現在,以下のとおり領事窓口の業務日及び受付時間を短縮しています。
1 領事窓口の業務日
 月曜日,水曜日,金曜日 (除,休館日)
2 受付時間
 10:30-13:00(査証申請受付:12:00-13:00)
3 電話受付
 月曜日-金曜日(申請中の案件や既に対応中の案件は業務日(月,水,金)にお掛けください。)(除,休館日)
 詳細はこちらよりご確認ください。https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-03-30.html
4 当館領事窓口のご利用にあたっては,感染リスクを少しでも軽減するため,マスク等を着用していただき,また,体調がすぐれない方におかれましては,体調が回復されてからご来館いただきますようお願いいたします。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

◎当館ホームページ上に新型コロナウイルス関連情報のページを作成しております。
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/2020-refs.html
 御不明な点がありましたら当館まで御連絡をいただけますようお願いします。(電話:212-371-8222)

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■ 本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■ 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■ 在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後, (212)888-0889までご連絡ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
TEL:(212)-371-8222
HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/
facebook: https://www.facebook.com/JapanConsNY/
twitter: https://twitter.com/JapanCons_NY
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在アメリカ日本大使館

●本日現在の当地(DC,MD,VA)における新型コロナウイルスの感染状況をお知らせします。
●連邦,各州政府の主な措置等についてお知らせします。

1.本日(4月17日)18時現在の当地における感染者数は以下のとおりです。
(1)ワシントンDC:2,476名(死亡86名)
◎地域別感染者数はこちら
https://coronavirus.dc.gov/page/coronavirus-data

(2)メリーランド州:11,572名(死亡425名)
◎地域別感染者数はこちら
https://coronavirus.maryland.gov/

(3)バージニア州:7,491名(死亡231名)
◎地域別感染者数はこちら
http://www.vdh.virginia.gov/coronavirus/

2.連邦,各州政府の措置等
(1)連邦政府
 昨16日,連邦政府は「米国の再開のためのガイドライン(Guidelines for Opening Up America Again)」を発表しました。本ガイドラインは,州・地域が満たすべき再開のための基準や段階毎のアプローチの提案等を含むものです。

◎詳しくはこちら
https://www.whitehouse.gov/wp-content/uploads/2020/04/Guidelines-for-Opening-Up-America-Again.pdf

(2)ワシントンDC
 本日,ボウザーDC市長等が記者会見を行ったところ,主な内容は以下のとおりです

ア 公衆衛生上の緊急事態宣言と外出禁止令を5月15日まで延長している。必須の外出を行う際は,マスク(マウスカバー)を着用するように(会見資料3枚目)。

イ 学校
・子供のストレス管理のため,親向けのバーチャルワークショップを開催しており,次回は4月22日午後3時から開催される。
・DCPSは今年度(school year)を(通常より3週間早い)5月29日に修了する(この3週間は来年度の学期開始時に何らかの方法で補充されることを望んでいる)。今年度の残りは遠隔教育(在宅教育)を続ける(15枚目)。
・どのような方法(対面または遠隔)かは決定していないが,サマースクールは引き続き行われる。
・来年度の学期開始(3週間の補充,サマースクール含む)について,5月15日に詳細を述べる。

◎会見資料
https://coronavirus.dc.gov/sites/default/files/dc/sites/coronavirus/page_content/attachments/COVID19-Situational-Update-Presentation_041720.pdf

◎学校に関するプレスリリース
https://coronavirus.dc.gov/release/mayor-bowser-announces-learning-home-dc-schools-continue-through-rest-school-year

(3)メリーランド州
 本日,ホーガン知事はカレン・サーモン教育長と共に記者会見を行ったところ,主な内容は以下のとおりです。

・来週「Maryland Strong: Roadmap to Recovery」という復興プランの詳細を明らかにする
・明朝から,小売店を訪れる際,公共交通を使う時にはフェイスカバーを着用する必要がある。
・州教育委員会と州の医療保健の専門家と協議を行った結果,公立学校の閉鎖を5月15日まで延長することとした。今年度(school year)の残りとサマースクールの扱いについては,引き続き全ての選択肢を検討していく。
・各地の学校長と協議の上,追加的なデジタル学習にも力を入れている。いつ校舎に戻れるのかという点も含め,いくつものシナリオを検討中。特に高校の最終学年(high school senior)には卒業証書を受け取れるようにいくつかの代替案を検討中。
・基幹的な役割のある方々の子息には,3,700の場所でチャイルド・ケア・サービスを提供している。まだ20,000名の余裕がある。

◎詳しくはこちら
https://governor.maryland.gov/2020/04/17/governor-hogan-to-unveil-maryland-strong-roadmap-to-recovery-next-week/

(注)連邦・各州政府の措置等についても,できる限り正確な情報を記載するよう努めておりますが,ご自身に関係する事項については,米側当局が提供する情報に依拠してください。

(注)上記のほかにも,連邦・州・地方政府(郡,市など)レベルで感染拡大を抑制するための各種措置がとられています。特にお住まいの郡や市など地方政府が発信する情報には生活に密接に関わるものが多く含まれていますので,各自において最新情報の把握に努めてください。

3.当館ホームページに新型コロナウイルス関連情報を掲載しています。情報収集の一助としてご活用ください。

◎当館 HP(新型コロナウイルス関連情報)
https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19.html

4.当館では, 3 月18 日以降,当館領事班の人員体制を縮小しています。お急ぎでない手続きについては,ご来館の時期を再検討願います。

◎当館領事窓口をご利用予定の皆様へ(お願い)
https://www.us.emb-japan.go.jp/j/announcement/20200402importantmessagecoronavirus.pdf

5.新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合は,当館(領事班)まで御一報願います。

■在アメリカ合衆国日本国大使館  
住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008, U.S.A.  
電話:202-238-6700(代表)  
HP:https://www.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html