日別アーカイブ: 2019-10-10

DV-2021申請作業が進んでいます

DV-2021申請作業進捗(2019/10/10)

申請開始時には不安定だった国務省のサーバですが、現時点になってスムーズに進むようになってきました。
MomsUSA/JINKEN.COMを通じてご応募なさったお客様には、当初お約束していたよりも早くに、完了通知をお届けできる予定です。
なお、お客様ページでは、ステータスをご確認いただけます。
まだお写真やパスポート情報等をお送りいただいていないお客様は、どうぞお早めに事務局までお送りください。お待ちしております。
 

【ご自身で応募なさる皆様へ】

ご自身で応募手続きをなさる方は、こちらもご参考にしていただいて、後々の不備がないようにしてください。お使いのスマホ等の通信状態が安定ているところ、安定している時間帯がおすすめです。
当選した後の手続きは、英語とオンラインと法律事務的な要素があり、なかなかハードルが高くなります。当選後のサポートがセットになった抽選代行サービスも、ご利用をご検討ください。
カリフォルニア州弁護士が代表である弊社専任スタッフが、グリーンカードお届けまでしっかりとお手伝いをさせていただきます。お客様からいただいたご質問には、すべてお答えする姿勢で、個別に対応させていただいております。
DV2019当選後サポートも、面接まで進まれたお客様は全員移民ビザ取得できました。グリーンカードまで、あと一息です。
次は皆様の番です!
グリーンカード抽選(DVプログラム)応募資格と代行サービスお申込みはこちらから↓

DV2021グリーンカード抽選

カリフォルニアの飲酒運転、許容範囲!?(2)_1181

法律ノート 第1181回 弁護士 鈴木淳司
Oct 7, 2019

今、日本ではラグビーが熱いですね。アメフトとはルールも違うのですが、ルールを習うと楽しいですね。私もデカイので、若いときにやっておけばよかったと思いましたし、日本の活躍のおかげでファンになりました。しかし「日本」といっても、色々な人種が混じってできたチームであるのが素晴らしいです。見た目ではなく心が日本人という人たちが増えていくとどんどん国力になるのだろうな、と思いを馳せています。皆さんはスポーツを楽しんでいらっしゃいますか。

カリフォルニアの飲酒運転、許容範囲!?(2)_1181

さて、前回から考えてきた質問です。

「カリフォルニア州の大学に留学している者です。学校内で色々なパーティーにも参加するのですが、田舎にある学校なので、飲酒をしたまま車で運転して帰っていく人たちも目にします。私はほぼ飲酒しないので、運転手として友人を送ったりしているのですが、会話のなかで、カリフォルニア州では血中アルコール値が0.08の濃度以上でなければ運転することは許されている、という話をしている人が複数います。しかし、絶対に飲酒して運転してはいけない、という人もいるので何が法律に違反するのか、わかりません。正確な情報を教えていただけないでしょうか」

一緒に考えて行きましょう。

 

血中アルコール0.08%

前回は、カリフォルニア州車両法(Vehicle Code)23152条の構造について考えました。前回を飛ばされている方は前回を必ず確認してから、今回一緒に考えてください。

さて、23152条(b)項では、0.08%の血中アルコールを定めていますので、今回の質問にでてくる、0.08%うんぬんについては、この(b)項を参照にしていると思われます。

一方で(a)項では、「酩酊中」に運転した場合飲酒運転とすると規定されていることは、前回考えましたが、血中アルコール濃度について0.08%以上ということに限っているわけではありません。それよりも低い場合にも、法律的には飲酒運転となりえます。

したがって、今回の質問にあるように血中アルコールが0.08%うんぬんで、「飲酒運転」かどうか決まるわけではないのですね。

 

実際の事件での扱い

ここからは、実際の事件ではどうなるか、一般論を考えておきましょう。

かりに、路上で止められて、血中アルコール濃度が0.08%以下であったとしましょう。こういった場合には、警察は状況にもよりますが、飲酒運転で逮捕しない場合も少なくありません。

実際、警察が飲酒運転の事件においては、血中アルコール濃度0.08%を基準として立件するかどうか決めるのが一般的です。血中アルコール濃度0.08%以下の場合だと、酩酊していたかどうかを検察側も立証することはかなりの労力を要するからです。そうすると、実務ではやはり血中アルコール濃度が0.08%以上かどうか、一つの目安にはなるわけです。

しかし、一方で運転に問題があれば、0.08%以下でも、飲酒運転にもなりえますし、他に、無謀運転(Reckless Driving)といった罪にも問えますので、0.08%以下だからといって自動的に罪にはならないということではありません。

運転方法を含む総合判断

したがって、0.08%以下であったとしても、自動的に罪には問われないということではなく、ほかの要素を総合的に勘案されて、逮捕される場合も十分にあり得るのです。

そうすると、今回の質問を考えれば、やはり飲酒をしたうえで運転すれば、飲酒運転の罪で問われる可能性があるというのは、間違っていないということになります。

ですので、0.08%をメルクマールにして、自動的に飲酒運転かどうかが決まるわけではないことは理解しておいてください。

 

23152条(a)はアルコール以外にも適用

それから、今回の質問から外れますが、23152条(a)項は、酩酊中の運転を罰する条文ではありますが、この酩酊中には、アルコールだけではなく薬物も含んでいることが明文化されています。

そうすると、23152(b)項ではなく、(a)項の方で有罪とされてしまうと、条文上は薬物を使用した、とも受け止められてしまいます

アメリカ市民であれば、問題ありませんが、永住権保持者またはビザ保持者であると、薬物を使ったという前科はどうしても避けたいところです。
カリフォルニア州などでは、マリファナの使用は合法化されましたが、連邦法では、まだまだ薬物は禁止とされています。

そうすると、この(a)項について、連邦政府の裁量で「薬物を使用した」ということで理解されてしまうと、ビザの発給に影響する可能性があります。ここも、外国人は注意したい点ですね。

次回から、また新しくいただいている質問を考えていきたいと思います。

 

秋になってきました。ハロウィンの季節ですね。皆さんはどのようなコスチュームを着るのでしょうか?季節を楽しみながらまた一週間がんばっていきましょうね。