オーストラリアでの弁護士費用はどれくらいかかる?—「成功報酬制」の仕組みをわかりやすく解説

本記事について
本記事は、オーストラリアにおける損害賠償請求と、提携先のミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス、豪州クイーンズランド州弁護士)のサービスについてご説明するものです。JINKEN運営元(米国カリフォルニア州弁護士)とは異なる法域・専門分野のため、米国の法律・弁護士費用の慣行とは区別してご覧ください。

「オーストラリアで弁護士に相談したいけれど、費用が高くつきそうで躊躇している」——そう感じている方は少なくないと思います。

しかし、実際にどのような仕組みで費用が発生するのかを知ると、印象が変わるかもしれません。

オーストラリアでも、弁護士費用が心配で相談自体をためらっていませんか

法律の専門家に相談すべき場面でも、一般的な弁護士費用のイメージから、相談すること自体を躊躇してしまう方が多くいらっしゃいます。

しかし、賠償金を受け取るべき正当な理由がある方が、費用への不安だけで相談を先延ばしにしてしまうのは、非常にもったいないことです。

オーストラリアの「成功報酬制(No Win, No Fee)」とは

オーストラリア クイーンズランド州 弁護士費用 成功報酬制の仕組み 勝訴・敗訴で費用がどうなるか ミッチェル・クラーク弁護士

ミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス)が採用しているのは、成功報酬制(No Win, No Fee)です。

案件の結果次第で費用の請求が発生する仕組みで、着手金などの前払いは不要なため、依頼者にとって負担の少ないシステムです。

つまり、案件が成功に終わらなければ、費用をお支払いいただく必要はありません。

まずは費用の心配をせずに、現状を相談できるのが最大のメリットです。

オーストラリアで弁護士に依頼する前に確認したい3つのポイント

法律に関わる問題が起きたとき、弁護士へ相談・依頼する前に、次の3点を確認・検討することをお勧めします。

1. 見積額
問題解決までに必要な法的費用の見積りを、事前に確認しましょう。業務が複数の段階に分かれる場合は、それぞれの段階で生じる費用と経費を確認しておくと安心です。

2. タイム・マネジメント
効率よく業務を進める弁護士かどうかを見極めることも大切です。問題解決に向けて効率的に動く弁護士であれば、支払う費用に対する納得感も高まります。

3. 経験・実績
相談内容が裁判に発展する可能性も考え、類似ケースでの経験や裁判実績について確認しておきましょう。裁判経験が豊富な弁護士に依頼することで、より良い結果(賠償請求であれば、より適正な賠償額)につながる場合があります。

オーストラリアでは「勝訴すれば、相手に費用を負担してもらえる」のか

「裁判で勝訴した場合、自分が負った法的費用は、最終的に相手に払ってもらえるのか」という質問をよく受けます。

答えは「基本的には、はい」です。

ただし、全額ではなく、その一部と考えていただくのが正確です。

オーストラリアの法制度では、原則として敗訴した側が勝訴した側の法的費用を一定の基準に沿って負担します(米国の一般的な原則とは異なる、オーストラリア特有の制度です)。

なお、賠償請求の内容(労災に関する請求か、一般の事故によるものかなど)によって、負担額の基準は変わります。

オーストラリアの賠償交渉における「請求額の提示」の重要性

賠償請求案件では、正式な形で賠償請求額を相手方(保険会社)に提示することが、思わぬ大きな戦略的効果を生むことがあります。

裁判で判事が下した金額が、事前に提示していた請求額を上回った場合、保険会社側にはペナルティーとして、より高い割合での法的費用負担が命じられる仕組みがあるためです。

逆に、提示された金額を安易に断ってしまうと、思わぬ不利益を被ることもあります。

実際に、来豪中に事故に遭った日本人の依頼者が、ミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス)の助言に従って戦略的な請求額の提示を行った結果、大きな経済的利益を得られたケースがあります。

詳しくはオーストラリアでの裁判実績:実際にあった3つの事例をご参照ください。

このように、「いつ・いくらで・どのような形で提示するか」という判断そのものに、豊富な経験が生きてきます。

費用とあわせて知っておきたい「時間」のこと

費用と並んでよくご質問をいただくのが、「解決までにどのくらいの時間がかかるのか」という点です。

オーストラリアの損害賠償請求は、一度解決すると、その後に請求をやり直すことができない仕組みになっています(米国とは異なる、オーストラリア特有の制度です)。

そのため、どのような補償を受けられるのかを十分に把握したうえで、金額を見極める時間が必要になります。

詳しくはオーストラリアでの損害賠償請求、どのくらい時間がかかる?をご覧ください。

まとめ:オーストラリアでの弁護士費用の考え方

弁護士費用は、「高いか安いか」ではなく、「その結果に見合っているかどうか」で考えることが大切です。

成功報酬制のもとでは、費用面のリスクを抑えながら、豊富な経験を持つ専門家のサポートを受けることができます。

ミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス)では、請求権があるかどうかの査定を無料で行っています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

*JINKEN.COMへのご連絡でもこちらのフォームから、お問い合わせを承ります。

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編集 / Edited by: JINKEN Australia Desk

JINKEN Australia Desk は、オーストラリアでの損害賠償請求について、日本語話者向けに情報をお届けする JINKEN の豪州編集チームです。提携先であるミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス、豪州クイーンズランド州弁護士)への取材・監修をもとに、交通事故や労災など personal injury・補償分野の記事を編集しています。JINKEN運営元(米国カリフォルニア州弁護士)とは異なる法域・専門分野を扱っているため、米国の法律・弁護士費用の慣行とは区別してご覧ください。

JINKEN Australia Desk is JINKEN’s editorial team covering personal injury and compensation claims in Australia (Queensland) for Japanese-speaking readers. Our articles are produced in consultation with our partner Mitchell Clark, a Queensland-based lawyer at MBA Lawyers who specialises in this field. Please note that this coverage concerns Australian law and differs in jurisdiction and practice from JINKEN’s home operation (a California-based US attorney).