本記事について
本記事は、オーストラリアにおける損害賠償請求と、提携先のミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス、豪州クイーンズランド州弁護士)のサービスについてご説明するものです。JINKEN運営元(米国カリフォルニア州弁護士)とは異なる法域・専門分野のため、米国の法律・弁護士費用の慣行とは区別してご覧ください。
オーストラリアで事故に遭うと、慣れない環境の中で気が動転してしまうのは当然のことです。
ここでは、後から「あの時こうしておけば」と後悔しないために、事故直後から確認しておきたいポイントをチェックリスト形式でまとめました。
オーストラリアで事故に遭った直後、その場でできること
- まずは安全の確保とけがの手当てを最優先にする(可能な範囲で、ご自身と周囲の安全を確保してください)
- 警察に連絡し、事故の記録を残す(オーストラリアでは、事故の状況によって警察への通報が義務付けられている場合があります)
- 相手方の情報を確認する(可能であれば、氏名・連絡先・車両登録番号・保険会社名など)
- 現場の写真を撮っておく(車両の損傷、事故現場の状況、道路標識など、可能な範囲で)
- 目撃者がいれば、連絡先を控えておく(後日、証言が必要になる場合があります)
その場での対応で、気をつけたいこと
まず、何よりもご自身の身体の安全を確保することが最優先となります。
その上で、仮にその場ではほんの軽微な身体損傷だったとしても、下記の点には十分に気を付けてください。
- 過失を認める発言や、相手を責める発言は避ける(動揺していると、つい「自分にも原因がある」といった発言や、逆に相手を責めるような発言をしてしまいがちですが、正式な状況確認は後で行うことが大切です。なお、警察から求められた場合の氏名・連絡先の提示は、これとは別の話です)
- 相手方(または相手方の保険会社)からのその場での示談提案には、安易に応じない(専門家に相談する前の合意は、後々不利益になる懸念があります。その場で決める必要はありません)
事故後、数日以内にすべきこと
- 医療機関を受診し、記録を残す(症状が軽く感じられても、必ず受診しておくことをお勧めします。後から痛みが出てきたり、怪我が表面化したりと症状が悪化するケースもあります)
- 加入している旅行保険会社へ連絡する(治療費や緊急対応など、まず旅行保険でカバーされる範囲を確認しましょう)
- 事故の状況を、記憶が新しいうちにメモしておく(時系列、天候、道路状況など、些細に思えることも記録しておくと後で役立ちます)
保険会社とのやりとりで気をつけたいこと
- 保険会社から書面や連絡が来ても、専門家に相談してから返答する(保険会社は支払額を小さくするために、保険会社側の利益を優先する立場にあることを念頭に置いてください)
- 損害賠償を受けられる可能性があることを、まず知っておく(旅行保険とは別に、加害者側への損害賠償請求ができる場合があります)
旅行保険と損害賠償請求の違いについては、オーストラリアで事故に遭ったら—人身傷害と賠償請求のスペシャリストの「旅行保険とミッチェルのサービスの関係」の節をご覧ください。
日本に帰国した後でも、相談は可能です
事故の影響で、治療や生活の都合により早期に帰国せざるを得ないケースも少なくありません。
日本に帰国された後でも、オンラインや電話でのご相談が可能です。場合により、日本でミーティングを設定することもあります。
ただし、請求には時効や手続き上の期限がある場合がありますので、お早めにご相談いただくことをお勧めします。
まとめ:オーストラリアでの事故直後に確認したいこと
まずは、ご自身に賠償請求権があるかどうかの確認だけでも、お気軽にご相談ください。
ミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス)では、請求権があるかどうかの査定を無料で行っています。
その後の手続きの流れについては、オーストラリアでの損害賠償請求、どのくらい時間がかかる?もあわせてご覧ください。
まずはお気軽にお問い合わせください。
*JINKEN.COMへのご連絡でもこちらのフォームから、お問い合わせを承ります。
オーストラリアでの事故・賠償請求:関連ページ一覧
ミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス)の監修による、オーストラリアでの損害賠償請求についての記事をまとめています。
全体を知る
手続き・費用・弁護士選び
- オーストラリアで事故に遭ったら—まず確認したいチェックリスト
- オーストラリアでの損害賠償請求、どのくらい時間がかかる?
- オーストラリアでの弁護士費用:「成功報酬制」の仕組みをわかりやすく解説
- オーストラリアで弁護士を選ぶとき、何を基準にすればいい?
- オーストラリアでの裁判実績—実際にあった3つの事例
滞在の立場別
この記事について / About this article
編集 / Edited by: JINKEN Australia Desk
JINKEN Australia Desk は、オーストラリアでの損害賠償請求について、日本語話者向けに情報をお届けする JINKEN の豪州編集チームです。提携先であるミッチェル・クラーク弁護士(MBA法律事務所 ジャパンリーガルサービス、豪州クイーンズランド州弁護士)への取材・監修をもとに、交通事故や労災など personal injury・補償分野の記事を編集しています。JINKEN運営元(米国カリフォルニア州弁護士)とは異なる法域・専門分野を扱っているため、米国の法律・弁護士費用の慣行とは区別してご覧ください。
JINKEN Australia Desk is JINKEN’s editorial team covering personal injury and compensation claims in Australia (Queensland) for Japanese-speaking readers. Our articles are produced in consultation with our partner Mitchell Clark, a Queensland-based lawyer at MBA Lawyers who specialises in this field. Please note that this coverage concerns Australian law and differs in jurisdiction and practice from JINKEN’s home operation (a California-based US attorney).